外資コンサルの離職率
私が働いているコンサルティングファームの離職率について書きます。
これからコンサル業界へ就職・転職する方はぜひ読んでいただきたい内容です。
(就職・転職セミナーでまさか離職率の話はできないですからね。。。)
外資コンサルは激務というイメージがあるかと思いますが、近年、私がいるコンサルティングファームの離職率はかなり下がり改善傾向にあります。
5年前に新卒で入社しましたが、現在、同期で辞めたのは3割弱ほどだと認識しています。一般に日本の大手企業でも離職率は、3割ほどらしいので極めて普通かと思います。
私の周りの同期以外で転職された方は、知っているだけで5年間で20名ほどでしょうか。今までは年齢も役職も上の方ばかりが辞めていたのですが、最近になって後輩が辞め始めました。後輩に辞められるのはなかなかショックです。
ここまで読むと意外と辞めないんだがと思われるかもしれませんが、社員の人数は一向に増えていません。何年たっても慢性的な人不足。その原因は何でしょうか。
それは転職者の離職率が高いことです。
新卒と転職者の離職率を比較すると圧倒的に転職者の離職率が高いです。
一般的なことかもしれませんが、コンサル業界はおそらく差が大きい方ではないかと思います。他のコンサル会社から転職された方はともかく一般の事業会社から転職されてきた方の定着率は恐ろしく低いです。
おそらく働き方・考え方が会わないのでしょう。
外資コンサルは人を育てる文化は基本的にありません。
さすがに新卒は見ますが、それはほっとくと仕事にならないからです。
転職直後に、転職者がさらされる環境はかなり厳しいものがあると思います。高い役職で転職されてきた方ほど大変だと思います。おそらく転職された方の中には、理不尽な働き方と感じ、辞職された方が多いのではと思います。
しかし、外資コンサルは、自分で勉強して働くところなのです。
試されていると思って頑張りましょう。
今まで5年間を振り返ってみて、転職者の方で苦労されている方は多くみられました。
しかし、一度慣れてさえすれば、それ以降はちゃんと活躍されているようです。
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