MRPとは。MRPについて思うこと。
ここ一年くらいMRPというものに触れてます。
ERPを扱ってますが、そのERPの1モジュールにMRPが含まれています。
僕は人に説明することが苦手なので、ここで文章化しておき、いざという時のために備えたいと思います。
メーカー・コンサルタントの皆様、
ここわかりにくいよ・間違っているよとか、あればぜひコメントください。
MRPとは、「必要な物を必要なときに必要な分だけ調達するまたは生産するための計画を立てる機能」。メーカーが生産計画、調達計画を立てる際にinputとなる情報を作成際に使う機能であると僕は理解しています。
メーカーは、取引先からくる内示(販売計画)もしくは受注をもとに生産計画を立案しますが、製品の必要な数量のことを独立所要量といいます。これに対して、その製品の部品や材料は製品の所要が発生してから必要となるため、従属所要量といいます。MRPは独立所要量や従属所要量を満たすべく、生産数・発注数を計算してくれます。
しかも、生産にかかる日数、輸送にかかる日数を考慮し、いつまでに生産を開始しなければならないのか、発注をかけなればならないのかを含め、計算結果を出してくれます。
ざっくりとした例をいかに書きます。
車1台の受注を12/31日納期で受けたとします。
するとMRPは車を1台作るのに、①組み立てに2日・検査に1日・輸送に2日かかるため、車体1とタイヤ4が12/26日まで必要 ②タイヤ4はA社から購入し検収に1日を要するため、12/25日納期で発注が必要 ③車体1は生産に5日かかるため12/21日までに材料をそろえばればならない・・・・
という具合に1製品を作るために必要なものをいつまでに調達すればよいのかを計算してくれます。
「こういうものに、学生の時に出会えてば、僕も勉強を一生懸命やったのに!!!」
なーんていってもしょうがないんですが、、、、僕はかなり興味を持って取り組んでます。MRPの出した答えどおり人が動けば、人は何も考えなくてもよいなんてことになればすごいですね。(実際は絶対にそんなことありえないんですが。。。笑)
MRPは学問でいうと経済学に含まれるようです。
学生のときはゲーム理論に興味をもったことがありますが、自分には、理系よりの文系学問が向いていたような気がします。学生時代は、勉学の面では、ほんとに時間無駄にした気がしてならない。。。少なくとも学校は行こうよ学校は。。。残念っす。。。
と、まあ、話はそれましたがMRPとはこういうものです。
あたり前のことをコンピュータを使って愚直にやっているだけ!と思います。裏のロジックは複雑なんでしょうが、、、視点を変えて、別の見方をすれば簡単に解がみつかるんじゃないかなともおもえるんですが、そうもいかないんでしょうね。
書いてて気が付きましたが、僕は、ずっと理系だったんで、物を考える=方程式を解くって考え方になってますね。。。
こりゃ直さねば。。。